ご     挨     拶 

 

   会長 相田治孝

当ホームページへアクセス戴き有り難うございます。

上杉鷹山公をNHK大河ドラマの主人公として1年間楽しみながら、公の教えを改めて学びたいとの思いでこの会を立ち上げました。

何でもよろしいですので,多くのご意見をお寄せください。

 

 

「成せばなる 成さねば 成らぬ何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり」

と詠んだ上杉鷹山公は日向国高鍋藩の大名秋月家から、上杉謙信公を藩祖とする米沢藩の大名上杉家に養子に入り、藩主就任時にあった現在の約200億円の借金を生涯かけて返済し、かつ少なからぬ蓄えを為して1822年3月71歳で死去されました。

 

 この生涯は改革に反対する守旧派との戦い、殖産振興のための経済産業政策、度重なる飢饉や感染症(天然痘やハシカ等)との戦い、等々筆舌に尽くしがたい苦難の連続であったことは容易に想像できます。

 

 側近が書き残した古文書からは鷹山公の、家臣の過ちをとがめない思いやりや、藩内の親孝行や奇特の者を城によんで表彰すること等優しいお殿様像を垣間見ることができます。

 

 このように封建時代にありながら領民や弱者(子供、老人、病人、障がい者)に目を向けた世界に名の知られた第九代米沢藩主上杉鷹山公こそ、価値観の多様化したコロナ禍時代に生きる私たちに多くの示唆を与えてくれる歴史的名君であります。

 

 没後200年にあたりNHK大河ドラマの主人公に上杉鷹山公を推薦しようと、米沢市内の各種団体の皆さんと共に「上杉鷹山公NHK大河ドラマ化をすすめる会」を立ち上げました。

 決して容易ではありませんが、多くの皆様方のご支援とご協力を戴きながら実現を果たしたいと思っております。

 

 どうぞよろしくお願い申し上げます。